ハイブリットプロジェクションテレビの納品

　先日、ビクターのリアプロの納品をいたしました。ビクターのリアプロは正式名称がハイブリットプロジェクションテレビなんです。
　ビクターの“ビッグスクリーン エグゼ”のリアプロは昨年度、財団法人省エネルギーセンターが主催する「平成１7年度第１6回省エネ大賞」（省エネルギー機器・システム表彰）において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した商品なんです。
　国が補助しているエコキュートなどはとっても省エネの商品で地球環境にもやさしい商品です。また、最近では冷蔵庫やエアコン、温水暖房便座・洗濯機・冷蔵庫など省エネの商品が数多く、各社から販売されていますよね。
　テレビはと向きを変えて考えてみると、大画面化になり、今後ますますと大画面の製品が発売されているのが現状です。37型などは１・２年前は大きいなと言うテレビでしたが、今では普通のテレビになりつつあります。→標準のテレビと言う方が正しいかもしれませんね。
　テレビの消費電力に目を向けてみると、画面が大画面になるにつれ、やはり、電気代は比例して、大きく（高く）なってきています。プラズマや液晶テレビに省エネと言う文字はないですよね。
　しかし、このリアプロにはあるんです。省エネ。。
　今、松下で売れているフルHDのプラズマ　TH-50PZ600　は　なんと消費電力は公称598Wなんです。
　約600Wの消費電力というと10～12畳クラス向けのエアコン(冷房能力2.8kW)程度と同じだなぁ。。
自分の生活に照らし合わせると、ん。。６００Wはキツイナと思っちゃいます。笑。。
　でも、お客様が欲しいと言えば、何気に売ちゃいますが、個人的にはリアプロはおすすめです。日本ではまだ一般的ではないがアメリカでは売れてるんだから。。

リアプロのおさらい
　通称「リアプロ」と呼ばれるリアプロジェクションテレビは、画面の裏から映像を投射するテレビです。欧米では人気の製品ですが、日本ではあまりなじみがありません。
リアプロジェクションテレビは液晶プロジェクターと同じ構造で、液晶パネルの映像を、反射板で前面のスクリーンに投影するしくみになっていて、薄い液晶テレビやプラズマテレビに比べると厚みが増してしまいます。しかしブラウン管テレビよりはるかに薄く、後面に放熱用のスペースが必要なプラズマテレビと、設置面積はほとんど変わりません。
　特徴は液晶テレビやプラズマテレビに比べて非常に安価であることが大きな特徴です。特に大型になるほど、その差は歴然としてきます。理由は液晶プロジェクタ部分が小型であることと、１つのプロジェクタで画面のサイズを自由に変えられるからで、消費電力も少なく、プロジェクタ内部の光源ランプの寿命が長いことも特徴だと言えるでしょう。
　光源ランプの交換がありますが、普通一般的なプロジェクターのランプはメーカーによってもまちまちですが、３万円～５万円ぐらいします。しかし、ビクターのリアプロの光源ランプは１万５千円なんです。とっても、安値ですよね。また、リアプロの特徴はランプを替えれば、新品に生まれ変わるんです。笑。
液晶やプラズマは買った時が一番明るく・輝度もはっきりしてますが、年々、低下するのは避けられません。ランプ交換が面倒だと言う人もいますが、ランプ交換があるからこそ、ランプを替えれば、新品になるんです。また、将来、ランプ交換のないＬＥＤのリアプロも開発しているそうです。

　薄型テレビと言えば、液晶かプラズマと答える人がほとんどでしょう。しかし、ビクターのカタログにもう立っている通り、第三の薄型テレビがリアプロなんです。ブラウン管よりもはるかに薄い。奥行き10センチにはかないませんが、大画面で、昔の21型のブラウン管よりも薄いんです。笑。。
　先日発表されましたが、さらに薄型化になる方向のようです。来年には実現するようですね。

　あ～。長くなりましたが、本題の納品です。
設置前の写真は　納品前にご主人さんが綺麗に２８型のワイドテレビを別の部屋に移してあったので、取ることができませんでした。

　このお宅のご主人さんは６１型が欲しいとおっしゃっていたのですが、台の上にぎりぎりの寸法でおけたのですが、奥様はやはり美観を損なうので、５６型のHD-56MH700になりました。フルＨＤなので、とっても綺麗でした。僕も６１型だったらテレビが　でしゃばり過ぎで　この配置には　５６型がベストだと思いました。でかければ、良いと言うものではありませんよね。

　以前のテレビよりもリアプロでも奥に収まりました。