HDMIケーブルの長尺の問題

 HDMIケーブルの長尺ケーブルは難しい。５Ｍほどの長さだったら、殆どノイズは見られないが、長尺になればなるほど、 ノイズを拾いやすく、映像に表れてくる。そして、１０８０Pも通らないことが多い。

当店でもインストールするのは今まで１２Ｍまでで、そんなに苦労することはなかんったのですが、今回は１５Mの長尺を使用しました。

当店で一番にオススメしているケーブルは最高級の上位機種から下位機種までそろっている、ワイヤーワールドを使っているのですが、 １５Ｍともなると、金額が跳ね上がるので、今回は予算的なこともあり、サエクのスープラを使いました。

サエク　SUPRA　の　１５Ｍ　を使ったのですが、どうも　長尺になると　１０８０ＰのＤ５が出ず、 １０８０ｉのＤ３しか通らなかった。残念。

苦労したあげく、最後の最後に、ノイズだらけの映像になるとは・・・・・。最悪でした。

店に戻り、プラズマディスプレーで検証した結果。なんと、１０８０Ｐが通りました。これは機器との相性との問題があるようですねっ。 送り出しがＰＳ３で、ディスプレイは店はＰａ社のプラズマで、なんともなく通りました。

お客様のお宅では　三菱　の　ＬＶＰ-ＨＣ６０００のプロジェクターでした。ＰＳ３との直接接続で１５Ｍでは１０８０Ｐは無理でした。

店でワイヤーワールドのケーブルをナスペックスさんからお借りし、色々と検証し、実験してみました。１２Ｍまでのものであれば、 おおよそは１０８０Ｐは通ることがわかたのですが、それ以上は機器の相性の問題やケーブルの伝送能力やシールドの問題で、 色々と難しいことが解りました。

　長尺になればなるほど、良いケーブルを使った方が無難とことがわかり、改めて、ケーブルの質の違いがわかったように思います。 当店では今まで、１２Ｍまでのケーブルの経験しかなかったので、良い意味で、勉強になった物件でした。