富士通テン :ECLIPSE TDシリーズ 最高峰スピーカー「TD712zMK2」の視聴会

　遅くなりましたが、先日、イクリプス　富士通テンの神戸の本社にて行なわれた　フラッグシップ　「TD712zMK2」　視聴会の報告をしたいと思います。

朝、遅めの出発で、正午前の電車で、至る神戸へ向かう予定でした。出発の1時間前に　ビクターのお偉いさん方々が・・・・・、こんな時にと思いましたが・・・・・。
新年初めての顔合わせでしたので、断れず。

ちょうど、今から名古屋へ向かうと言うので、あいのりで米原まで、車で移動となりました。笑。　
電車で一人ぼっちの小旅行だと思っていたのですが、良かった良かったと言うことで、
昼過ぎ、米原でお昼ご飯をと思っていたのですが、駅前、何もないところ・・・・・。
昼食を食べる所が全くと言って良いほどありませんでした。何とか１件だけあるのを見つけ昼食後、神戸へ向かいました。

１６：００からの視聴会。着いたのはぎりぎり5分前でした。なんと、兵庫駅でおりつもりが・・・・・。新快速は兵庫駅を止まらず・・・・・明石まで行ってしまったのでした。
後で確認すると、確かに兵庫駅は新快速は止まらないことになってました。

Yahooの路線検索にたよって行ったので、書いてある通りで行くと兵庫駅で降りれることになってたのでした。とほほっ。

待合室に入ると、まず、数々の表彰の楯が飾ってありました。
卵型フォルムで原音再生を追求したスピーカー「ECLIPSE TD」 が
ホーム（スピーカー）を世に送り出したのが2001年のこと。それから８年間。
色んな商品で、国内はもとより海外でも数々の賞を受賞してきた証し、を見せていただきました。

スピーカーと言えば、国内外沢山のメーカーがありますが、8年間でこのような業績を上げているメーカーはないかなぁ～と思います。
他の有名メーカーは沢山のラインナップで幅広いそうに色んな商品を提案しているのですが、
富士通テンさんの商品は、原音忠実再生と言う理論があって、それを全ての商品につぎ込んでいる。
他のメーカーには悪いですが、変な商品は一つもありません。どれを買っても、損のない商品ですねっ。

レコーディングや生演奏もたまに行なわれている有名な「スタジオ・フォルテ」にて、 視聴会は行なわれました。

「TD712zMK2」　を　横から。全機種よりも一回り大きくなってます。実際に初対面でよっと大きくなったなぁ～と言う感じはありました。

全機種は確か？ネットが山形のようにもっこっと付いていたのですが、今回はスッキリと、卵上に収まるような感じのネットになってます。

バスレフのポートが少し大きくなったようなっ。形も少し変わりましたねっ。

今回、大きく変わったところ、卵のエンクロージャーを支える部分。
少し大きめのねじ部分を回すことによって、簡単に上下位置を変更可能になったこと。
以前の機種は六角レンチを使って、３箇所を色々と回し、かなり上げ下げするのに苦労しました。

今回は、セッティングを追い込むにも簡単に調整できることが大きく変わった点でした。
実際に構造を見てみると、かなり考えた作りになってました。個人的には評価できる部分ではありました。

実際に２ｃｈ・５．１ｃｈと視聴させていただきました。５．１ｃｈの音場はもの凄いことは解りましたが、
個人的には２ｃｈはもの凄い完成されたものを感じました。

前機種　TD712ｚ　はやはり、低域はやや不足気味でしたが、TD725SWを加えることによって、最強と言う感じで説明し、販売していたのですが・・・・・。
今回の　TD712zMK2　の低域は恐るべしでした。何度か、担当者にサブウファーのTD725sw鳴ってないんですよねっ。って聞いたほどでした。
それだけ、低域が出てるってことでしょう。　

フルレンジ一発のネットワークなども使わない、単純な構造から生まれる不自然ではない正確な音は、
確かにスピーカーの存在が消え、演奏者が目の前に現れる感覚を、よりこのスピーカーは再現できることがわかりました。

全機種よりもレンジ幅が広がり、高域も低域も広がってますが、個人的には低域がとても魅力的でした。高域は26kHzと言うことで、
普通の人間が聞こえる20kHzを超えているから問題はないでしょう。

ユニット１２センチから繰り出されるストロークの早い低音はかなりの魅力がありました。ユニットが大きくなると動きが遅くなり、
低音はゆがみがちなのですが、正確な音が再現されてたと思います。このスピーカーから出されるドラムやベースの音は
素晴しい音を出してたと思います。個人的にはバンドでベースをやっていたのですが、ベースの弦の感じやタッチ感等が見えてくるような感じでした。

１２センチでこれだけの低音が出るのは驚きの何者でもなかったです。間違いなく、この価格でこのコストパーフォーマンは　ないでしょ。

当店に早く嫁入りする日が待ち遠しく、間違いない製品だと思います。２ｃｈでどっぷりと色んなCDを聞いてみたいと思う製品です。

最後に新製品の「TD712zMK2」と決まりのポーズで一緒に記念撮影をさせて頂きました。

不況の中、なかなか開発や設計にお金をかけられない時代背景で、これだけのものが作れる、もの作りに関しての意気込みには、富士通テンさんには頭が下がる思いです。また、視聴会に御招き頂き、大変感謝しました。今回の新製品の開発、ご苦労様でした。

ちょっと長くなったので、夜の部は　次回にまた書きます。